読書感想文 ~湊ようこ『氷雪王の求婚 ~春にとけゆくものの名は~』 (コバルト文庫 Oct30 2010)
集英社
発売日:2010-10-30
コバルト文庫ロマン大賞受賞作品。
中世ヨーロッパ風の架空の世界を舞台に描かれる王と王妃の悲劇の物語。
実の父を殺して帝位に就いた皇帝エドリックは "お世継ぎ" を得るため結婚・離婚・死別を繰り返し、ついに国内に妃にふさわしい女性は地方の伯爵令嬢アイリスのみとなってしまう。アイリスには婚約者がいたのだが引き離され、皇帝に嫁ぐ。心を氷で覆う皇帝にアイリスは…。
内容は王道の恋愛小説。ツンデレ系皇帝と頭に花が咲いてるかと思いきや語学堪能で広い視野を持っていた田舎の伯爵令嬢出会って、お互いをかけがえのない人と思いあう物語ですから。
ですが読み口は少女系ヨーロッパ版『後宮小説』のよう。後世の歴史家がアイリスの墓の修復中に新事実を発見し、その最新の研究がベースになっています、という体裁で物語は展開、彼女はなぜ「そのように埋葬されたのか」歴史を紐解く感じなのです。
結末は決まっていて、それに向かって突き進むスタイルで話は進むのですが、架空の世界を説明する部分も主人公の二人の心情や取り巻く人々の心情も、どちらも中途半端でもったいない。狂言回しが不在だったからかな。
エンディングへの伏線とかすごく良いんですけど(思わずニヤリとしてしまう伏線ですね)…投稿作品にするには詰め込み過ぎだったんじゃないかなぁなんて思いました。
世界を整理して、エンディングに登場する伏線の人物で続きが出ることに期待♪
中世ヨーロッパ風の架空の世界を舞台に描かれる王と王妃の悲劇の物語。
実の父を殺して帝位に就いた皇帝エドリックは "お世継ぎ" を得るため結婚・離婚・死別を繰り返し、ついに国内に妃にふさわしい女性は地方の伯爵令嬢アイリスのみとなってしまう。アイリスには婚約者がいたのだが引き離され、皇帝に嫁ぐ。心を氷で覆う皇帝にアイリスは…。
内容は王道の恋愛小説。ツンデレ系皇帝と頭に花が咲いてるかと思いきや語学堪能で広い視野を持っていた田舎の伯爵令嬢出会って、お互いをかけがえのない人と思いあう物語ですから。
ですが読み口は少女系ヨーロッパ版『後宮小説』のよう。後世の歴史家がアイリスの墓の修復中に新事実を発見し、その最新の研究がベースになっています、という体裁で物語は展開、彼女はなぜ「そのように埋葬されたのか」歴史を紐解く感じなのです。
結末は決まっていて、それに向かって突き進むスタイルで話は進むのですが、架空の世界を説明する部分も主人公の二人の心情や取り巻く人々の心情も、どちらも中途半端でもったいない。狂言回しが不在だったからかな。
エンディングへの伏線とかすごく良いんですけど(思わずニヤリとしてしまう伏線ですね)…投稿作品にするには詰め込み過ぎだったんじゃないかなぁなんて思いました。
世界を整理して、エンディングに登場する伏線の人物で続きが出ることに期待♪
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